住宅にはさまざまなタイプがあります。毎月家賃を支払って住むことのできる賃貸、一戸建てよりも物件価格が安い分譲マンション、土地を購入して家を建てる戸建てなどが一般的です。なかでも自由度が高く自分の好みの家にできるのが注文住宅です。注文住宅を建てることによって管理費や修繕費、駐車場代などの費用がかからず、築年数が経過しても土地部分の価値があるため資産価値がある程度残り、管理組合に参加する必要がなく、独立性が高いためプライバシーを守ることができ、隣の家と離れているほど騒音など神経なる必要がなく、自由に増改築やリフォームを行なうことができるなどのほか、一階はガレージにしたいやキッチンは明るい場所にしたい、ソーラーパネルを付けたいり、オール電化で省エネにしたいなど自分の希望にそった設計ができます。
また、費用の方も力を入れたい部分に費用をかけ、力を入れなくていい分は抑えることができる、自分の好きなペットを自由に飼えるなどのメリットがあります。しかしその反面注文住宅には、マンションよりも物件価格が高くなってしまったり、将来の修繕費用は自分で溜めなくてはならず、防犯対策もしっかり行なわなければならない、住宅ローンを組まなくてはならず、一度家を購入してしまうと簡単に引っ越したり転勤できない、というリスクが考えられます。賃貸にしても分譲マンションにしても、注文住宅にしてもそれぞれメリットとデメリットがあるため自分の生活スタイルに合った住宅を選択することが大切です。