日本は昔から南向き信仰と呼ばれる考え方があります。これはどのような意味かと言えば、住宅を建築する場合例えば注文住宅等を建築する場面において南側に窓を大きく設置するパターンです。昔の注文住宅などは、大きく廊下などがありその廊下が南に向けて解放されていた状態です。このように、南側は好まれる傾向があり、現在でも例えば賃貸住宅を借りる場合南向きの住宅の方が金額が高いです。
その理由はいくつかありますが、1つは部屋が常に明るい事かもしれません。電気等をつけなくても部屋の中が昼間は明るいため、電気代の節約になることに加えて、なんといっても気分が明るくなるでしょう。もう一つ重要な理由は、これは洗濯物をしているときの問題ですが、洗濯物が乾きやすいといった理由があります。ただ注文住宅を建築する際には、必ずしも南向きが良いとは限らないと考えておきましょう。
昔と異なり、紫外線も増えておりかなり部屋の中が暑くなる可能性があります。1部南向きでも良いですが、そこにこだわりすぎると部屋の中が熱くなって姉妹過ごしやすい状況から遠ざかります。もちろんそれでもエアコンをつければ良いと言う話ですが、特別にこだわる時代でもなくなったといえます。数年前に、賃貸物件等で南向きを避ける人が徐々に増えているありがタワーマンションでも南側に窓がないほうが良いと考えている人が増えていると言う記事がありましたが、やはり時代の変化によって価値観も変わってくることがわかっています。